みなさんこんにちは!わんちゃんをお迎えする時、ほとんどの方がペットショップやブリーダーからお迎えすると思います。保護猫をお迎えするという選択肢が増えてきた今、保護犬にも注目が集まっています。なので今回は保護犬と暮らす魅力についてご紹介しようと思います!
保護犬とは?
保護犬とは、飼い主がいない犬や飼育放棄された犬のことを指します。迷子になって保健所に収容された犬や、飼い主の事情で手放された犬、虐待やネグレクトから救助された犬など、さまざまな背景を持っています。保護犬たちは今も動物保護団体や保健所で新しい家族を待っています。
保護犬と暮らすメリット
保護犬と暮らすことにはワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても、社会的にもメリットがあります。
1.命を救うことができる
保健所やシェルターには多くの犬が収容されていますが、すべての犬が新しい家を見つけられるわけではありません。新しい家が見つからなければ殺処分されてしまう場合もあります。保護犬を迎えることは、命を救う直接的な方法です。これには社会的貢献の意味もあります。
2.様々な個性のある子と出会える
保護犬には、年齢やサイズ、犬種、性格など、さまざまな個性を持つ犬がいます。子犬だけでなく、成犬やシニア犬も多く、ライフスタイルにぴったりの犬を見つけやすいのが魅力です。
3.予防接種や健康チェックが済んでいる
多くの保護団体では、保護犬に必要なワクチン接種や健康チェック、不妊・去勢手術を行ったうえで譲渡しています。そのため、犬を迎える際の初期費用が抑えられることが多いです。
実際に私は先日保護猫をお迎えしたのですが去勢やワクチン、血液検査を済ませてくれていたので費用の負担は一部しかなく、初期費用をかなり安く抑えられましたd( ̄  ̄)
4.絆を深めやすい
保護犬は、一度失われた家庭や安心感を取り戻したいと願っています。そのため、心を開くまでは時間がかかることもあるかもしれませんが新しい家族に対して深い愛情と信頼を寄せ、強い絆を築きやすい傾向があります。徐々に心を開いてくれる姿を見れるのはとても喜ばしいことです。
保護犬を迎えるまでの流れ
では、保護犬をお迎えするまでの流れはどのような感じになるのか紹介します。
1.信頼できる保護団体を探す
まずは、信頼できる動物保護団体やシェルターを見つけましょう。団体の評判や譲渡ポリシー、活動内容を確認することが大切です。団体のウェブサイトやSNSで情報を収集し、譲渡会に参加してみたり実際に訪問してスタッフと話をしてみると良いと思います。
2.犬の選定
次に、保護団体のスタッフさんと相談しながら、自分のライフスタイルに合った犬を選びます。年齢、性格、運動量などを考慮して、自分や家族が犬に提供できる環境を考えましょう。保護犬の背景や性格に応じて、適切なわんちゃんを選ぶのがポイントです。
3.トライアル期間
多くの保護団体では、譲渡前に「トライアル期間」を設けています。この期間中に犬が新しい環境に慣れるか、家族全員との相性が合うかを確認します。このステップは、双方にとって重要な時間となります。期間は2週間のところが多いです!
私も保護猫をお迎えした際にトライアルをしました。犬を飼っていたので心配でしたが、トライアル期間があることで犬と猫の相性が確かめられ、安心して猫をお迎えできました。

4.正式な譲渡手続き
トライアル期間がうまくいったら、正式な譲渡手続きを行います。保護団体によっては、譲渡費用が必要な場合もありますが、これは犬を保護していた際の医療費や保護活動のために使われます。医療費が請求されると言っても全額ではなく一部になります。
保護犬を迎える前に知っておくべきこと
保護犬をお迎えする前に心得ておくべきことを紹介します。
1.長期的な責任
犬を飼うことはその犬の最期が来るまで一生の責任です。保護犬を迎える前に、自分のライフスタイルや将来の予定を考慮し、生涯面倒を見られるかどうかを確認しましょう。
2.犬の過去の経験を理解する
保護犬の中には、トラウマを持つ犬もいます。新しい環境に慣れるまで時間がかかる場合があるので、忍耐強くサポートする心構えが必要です。
3.環境を整える
新しい家族を迎える準備として、犬の居場所を整え、必要な用品(ベッド、食器、トイレ用品、おもちゃなど)をしっかり用意しておきましょう。
まとめ
保護犬を迎えるという選択は、犬にとっても私たちにとっても社会的にも素晴らしいことです!保護犬をお迎えして愛情を注ぐことで、あなた自身もワンちゃんから多くの愛と幸せをもらうことができます。ぜひ、保護犬という選択肢を考えてみてください。新しい家族との出会いが、あなたにとっても犬にとっても素晴らしいものになることを願っています!
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